「さぁ働くぞ!!」と思った時、その瞬間は誰もがやる気に満ち溢れていますよね。働くには求人票などを見て、気になる会社で面接を受けなければいけません。

さて、この『面接』、あなたはどのように受けようと思いますか?

2つのパターンに分かれるかと思います。①1社選んで面接を受け、合否を待ち、ダメなら次を探すパターン。②複数社の面接を受け、合否を待ち、採用されたところから実際に働く会社を選び、全てダメなら次を探すパターン。この2つです。

どちらも正しい方法ですし、どちらにもメリット・デメリットはあります。

①はすぐに採用になれば良いですが、面接に落ちてしまった場合に時間がかかり過ぎる。場合によっては何年も再就職ができないということもあるかもしれません。

②は1度に数をこなしているので、①よりも早く再就職が決まる可能性が高いです。ただ、複数採用という可能性もあるので、せっかく採用を決めてくれた会社を蹴ることになってしまいます。

さて、どちらの方法で再就職を目指すべきでしょうか?もちろん、自分に合ったペースで再就職を探せばよいかと思いますが、私は②をオススメします。

特に一家の大黒柱のお父さん、旦那さんというメインで稼がなければいけない人が離職してしまった場合、1日でも早く再就職をして生活を戻さなければいけないプレッシャーもありますよね。

年齢や経験、資格、募集をしている会社にもよりますが、再就職は簡単に決まることもあれば、何十社も面接を受けても全然決まらないということも多いのが現実。10社~20社の面接を受け、再就職をしたという話が私が聞いた中では多かったです。

「数ありゃ当たる!」なんて軽い気持ちで面接をしたくもないので、1社1社でも良いですが、下手すれば1つの会社に約1か月を使うことになることを考えれば、効率が悪すぎますよね。1度に2~3社、余裕のある方は5社など複数社を一気に応募する方が良いでしょう。

「そんなに面接ばっかり受けてどうするの?」と思う人もいるかもしれません。確かに、10社の面接を受けようと、100社の面接を受けようと、実際に就職ができるのはたったの1社です。他の9社、99社は無駄になる…、そう思っていませんか?それは違いますよ!

面接に落ちてしまう理由は、単に会社と自分の条件が一致しないからということも多いです。日曜に入れる人を募集しているのに、日曜の休みを希望していると落ちる可能性の方が高いことは分かりますよね?

『会社がどのような人を求めて求人を出しているのか』、そして、『面接を受ける自分はそこにどう答えていけるのか』が合否に重要になるわけです。

頻繁に離職・再就職を繰り返している人は別として、勤続年数10年・20年という人が離職し、久々に再就職の面接を受けるなどとなれば、面接の感覚すら失っているのではないでしょうか?

②の方法は、1度にたくさん面接を受けることで、早く採用される会社を効率よく見つけるだけでなく、様々な会社で面接を受ける経験をすることができるんです。『面接を経験する』って簡単なようで実際に面接をしないと無理なことですよね。

就職の合否は面接で決まります。面接が重要で、いかに面接を学んで反省して改善するかがとても大切なんです。何社か面接を経験している内に、面接での反省点・改善点が必ず見つかるはずです。

不採用が続くと心が折れてしまいそうになりますが、それも経験になるので、めげずに頑張ってくださいね。