分かりやすくする為にとても大袈裟な例えになりますが…。

『一般常識も何も分かっていない、とりあえず高校は卒業したけど、やる気はあるんだけど知識も何もない、空回りしまくりの若者』

『年齢は50代。再就職しようにも年齢が引っかかるのが最大の悩み。だけど必要な資格があり、知識も経験も豊富な中高年』

もし、あなたが面接をする担当者だったとすれば、どちらを採用したいと考えるでしょうか?

若い子の成長に期待して賭けてみるのもあり。年齢は気になるものの、やはり知識と経験がある人を無難に選ぶのもあり。どちらも間違った選択ではありませんよね。

そうなんです。どちらにも失礼な言い方になってしまいますが欠点があるのです。ですが、どちらも選ばれる可能性も充分にあるんです。

年齢が高い程に再就職はし辛いということは、ご本人様方が1番理解していると思います。そんなあなたの最大の武器は何ですか?『知識』と『経験』ではないでしょうか?これはどんな若者にも負けない自信を持てる最大の武器です。

更にこれが専門職となれば大きな大きな武器となります。更に更に『資格』を所有しているとなると、もう勝ちようがないくらに武器になります。

資格って言っても…英検とか漢検じゃないですよ。まぁそれなりの仕事に役に立つ資格です。いわゆる求人用に『○○の資格を持っている方大歓迎』などと書かれているような資格です。

例えばお車関係でお仕事をされていた人。再就職もお車関係を探すことが多いのではないでしょうか?

3級整備士はわりと簡単に取得することができますが、2級整備士からはレベルが一気にあがります。1級整備士はかなり難しい…らしい(笑)3級は現場での実務経験が1年で取得できる資格ですが、2級は3級を取得から更に3年の実務経験が必要になってきます。

というような感じで、資格によっては取得することが難しいものあれば、取得できるまでの実務経験年数が必要なものまで、もちろん例にあげた整備士に関わらずです。

何が言いたいか分かりますか?資格を持っていない若者もいれば、資格を取得する資格すらない若者だっているんですよ。その資格をあなたが持っていたとすれば…。その資格を取れる経験を持っていたとすれば…。ね?

再就職には資格の有無が大きなポイントになることも多いそうです。若者さんも同じ資格を持っていると同じ天秤に立たされてしまうことになり、経験という武器しかなくなってしまうのですが、あなたの方が有利な資格を持っていたとすれば、天秤はあなたの方へ傾いているハズです。

「そんな大した資格なんて持ってないよ…」という人も諦めないでくださいね。就職活動をしながら資格の勉強をするのも手です。面接までに資格の取得が間に合わなかったとしても、「ここで働きたいから資格を取ろうとしているんだ!」というアピールはできますよね。

整備士だった人に、今から消防士の資格を取れと言っているわけではありません。あなたに合った、希望の職種に合った取得できそうな資格は挑戦するべきですね。

「年齢は…だけど!若い子にはまだまだ負けないぞ!」という気持ちを、言葉だけでなく態度で示すことができるチャンスでもあります。あなたの武器をしっかり握って、再就職というバトルに勝ちましょう。